1単元の安い株のほうが儲かりやすい特徴!メンタル的なもの?損を妥協して利確も遅い
個人的に1単元が安い銘柄のほうが、得しやすいんです。
それは考えてみると、メンタル的に余裕があるからな気がします。
たとえば1単元3万円の株を買うとします。
3万円が下がって2万円ぐらいまで下がったとします。
そうすると1万円損をしていますし、30%ほど下がっているのでやばいです。
でも考えてみると、資産拘束は3万なわけだし、損切りしても2万しか戻ってこないです。
2万円で、ほかの株を買うのもどうかと思うので、それなら
「もうちょっと様子を見るか」
な感じで、損切りをせずに上がってくるまで待てます。
変な話、待てるとかではなく
「損切りする価値がない」
って思うわけです。
なので単元が安い株のほうがメンタル的にいいと思います。
まぁちりも積もれば山となる…。
なんて言いますけど。
そこまで多くの銘柄が含み損だらけになるのなら、根本的にどうかと思うんですよね。
ETFを買えばいいのでは?
で、導き出された答えとしては
「ETFを買えばいい」
って結論になります。
次、暴落が来たらETFを買い下がっていけばいいわけです。
ETFなら1単元5000円~4万ぐらいになるのかな。
だから1単元1万円ぐらいの株なら、10株ぐらい難平買いできるので。
それだけの弾があれば、下手な鉄砲もなんとやらで…。
さすがにその後大負けというケースは少ないように感じます。
まぁ数を増やしてしまうと、それだけ資産拘束も大きくなりますけど。
含み損で売ったとしても、難平買いで購入したときより株価が高くなっているのなら、含み損で売っても実質得したことになるわけなので。
やっぱり1単元が安い銘柄が有利というか。
ETFを買えばいいような気がします。
暴落がこないときは?
この1単元の安い株を買うデメリットというのは。
もし1単元の初購入のときに底買いが成功したら、まったく儲からないってことです。
たしかに買い上がっていけばいいわけですが。
買い上がりは悪手だと自分は思っているので。
もし1単元が安い株を購入して、そのまま上がり続けたのなら、1単元が安いわけですから。
あまり儲からないってことになります。
つまり1単元の安い株っていうのは、初購入から下がっていくことでうまみがあるってことですね。
難平買いをして、単価を下げつつ、数を増やし。
上がっていくときに、大きな利益を上げていくわけです。
ただ、JXTGのチャートを見ても思うんですが
【急いで買うのは危険】
です。
下がったとしても、すぐにナンピンするのではなく、ある程度様子を見ながらナンピンしていくわけなので。
そうなってくると、あまり買えないまま上がっていく可能性があります。
でも、株っていうのは
【儲けることより、損をしないことが大事】
なわけで、急いで難平買いをして、大きな含み損になってしまうと、ナンピンする気力もなくなってしまうので。
やっぱり買い上がりをするのは避けたほうがいいと思っています。
実際JXTGも1単元4万ぐらいかな。
通常時は5万ぐらいしますから、それはちょっと高い気がします。
難平買いするとしても、600株ぐらいまで…。
つまり弾は6発ぐらいまでと思うと、結構きつい気がします。
そうなるとやっぱりETFになってくるんじゃないかと思ったり。
株を2年ほどやってきて
「1発目で底買いをするのはほぼ不可能」
ってことがわかりました。
まぁ
「頭としっぽはくれてやれ」
の精神でもいいと思うんですが。
ナンピンできる余裕があるのと、一発勝負なのでは、メンタルに差がありすぎます。
もし1単元だけ購入して
「あ、しまった。こんな株買わなければよかった」
と思っても、1単元が安いのなら、ある程度妥協できると思います。
損切りも塩漬けも。
ただ逆にいえば、1単元が安い銘柄は妥協できるゆえに…。
塩漬け株を作りやすいように感じます。
損切りしても、2,3万しか戻ってこないのなら、塩漬けを選ぶ人は多そうです。
でも塩漬けはまんま買値の金額を損をしている…拘束されているわけなので。
1単元が安い株でも、早い損切りというかな。
効率を求めるのなら、損切りは必要になってくるのかもしれません。
ただ、1単元が安い株は、損切りをする気がないというか。
「そんな2万ぐらい取り返してどうするよ?」
な感じのことを思ってしまうのは、株をやりすぎてしまったのかもしれません。
2万でも大金ですよね。
でも、株の世界では2万ぐらいあってもできることは限られますから。
そう思うと、1単元が安い株は損切りする気がまったくでなくて、傷を大きくしてしまう可能性はあるかもしれません。