きんとうし~株で大損するの?~

乳酸菌や投資など日々徒然!これまでの含み損の最高額は300万

株は含み損と含み益ではなく、買値と余力といった資金管理がすべてじゃないか?スカパーの株で考える

ここ最近ちょっと気になることがあって。

含み損と含み益。

買値と余力の関係というかな。

 

いや、これは説明するのがめんどうなんで。

なんともいえないんですが。

 

たとえば空売りってありますけど。

空売りして下で買い戻すことで、お金が増えますけど。

 

それって、株を持っていない状態から。

安いところでその株を買うことと同じことなんじゃないかと思ったり。

 

 

だから空売りなんてしなくても。

下がって安いところで株を買うことは、空売りと同じことをしているってことですね。

 

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たしかに始まりと終わりのところが違いますけど。

結局空売りして

「下がってくれて儲かった」

というのと。

 

株を持っていなくて、安くなったところで買うことも

「下がってくれて儲かった」

ってなるはずなんですよ。

 

 

でもそれがどうしても頭に入ってこないです。

 

 

 

 

 

 

スカパーの株を例に出す

 たとえば自分ははじめスカパーの株は550円ぐらいで買ったんですよ。

昨年9月は日経が爆上げしましたから。

 

高いところで買ったんですけど。

なんとか売り抜けることができました。

 

 

そして今年の4月ぐらいかな。

スカパーの株が440円ぐらいになっていたので、そこで買ったんですけど。

すぐに不安になって450円ぐらいで売ったんです。

ここも助かりました。

 

 

でも、もしスカパーの株をずっと持っていたら。

始めは550円で買ったわけですから、440円になったということは含み損が1万1000円できたことになります。

それはいいとして。

 

 

もし550円で買おうとした株を買わず。

440円で買った時、果たして

「1万円儲かった」

と思うことができるのか?

たぶんできないと思います。

 

 

株は含み損か含み益になるのかで考えると思うので。

おそらく550円で株を買って560円で売れたら

「1000円儲かった」

となると思います。

 

逆に440円で買って、もし430円で売ったら

「1000円損した」

ってなると思います。

 

実際そのとおりなんですが。

でも550円で買った時と、440円で買った時では。

440円で買った時点で

「1万円儲かった」

と考えるべきなんですよ。

 

 

ソフトバンクも1500円で売りに出されて。

自分は1300円ぐらいでちょくちょく買いましたけど。

そのときに

「2万ほど儲かった」

なんてことは思いませんでした。

 

結局1300円で購入して。

そこから上がったら

「儲かった」

逆に下がったら

「損をした」

って思ったりするわけで。

これがおかしいと思うんです。

 

 

株っていうのは買値と余力の話であって。

含み損と含み益は関係ないような気がします。

いや関係あるんですけど。

 

含み益になる前に、安く買えた時点で

「儲かった」

と思うべきなんですよ。

 

JTの株も以前は4000円もつけていた時期があったわけで。

それが3000円ぐらいで買えたのなら

「10万円儲かった」

と思っていいはずなんですよね。

でもそれが考えられないってことです。

それがおかしく思います。

 

 

 

 

 

 

損切りの重要性はここにある?

 でもそうやって考えると、損切りの重要性というのはここにあるように感じます。

 

含み損とかは関係なく。

大事なことは、買値と余力であるのなら。

損切りをすることで、余力を増やすってことが大事なわけで。

 

たしかに安く株を売るっていうのは、損をしているわけですが。

余力を取り戻すことができるので。

場合によっては、さらに安いところで買い戻すこともできると思います。

そのチャンスが生まれるわけですね。

 

逆にナンピンというのは、余力がさらに減るわけで…。

あまりおすすめされていないってことなのかもしれません。

 

 

大事なのは資金管理だとするのなら。

損切りは重要であり。

さらに資金を拘束される可能性が高いナンピンはよくない行動ということですね。

 

 

大事なのは1銘柄で考えることではなく。

買値と余力がすべてだとするのなら。

1銘柄の含み損や含み益はまったく関係ないことになります。

 

理想は買値を小さく…。

余力を大きくすること。

これが株のすべてだと思ったり。

 

 

だから、含み損や含み益っていうのはあまり関係なく。

株っていうのは

【安く買うこと、そして早く売り余力を増やすこと】

これがすべてな気がします。

そう考えると、損切りが大事っていうのもわかる気がします。

 

 

「損は早く、利は伸ばす」

っていうのはちょっと理解に苦しみますけどね…。

利は伸ばすっていうのは、結局資金が拘束されているので…。

あまりよくないように感じますが。

 

結局株はお金を増やすためにやっているので。

利が伸ばせそうなところでは伸ばすってことなのかな。

 

でもこれをやれば、損切りばかりになりそうなので。

現在の地合いでは、利を伸ばすっていうのは無理な感じに思えます。

 

 

だから株っていうのは、稼ぐためには

【損切りは早く、利確も早く】

これがすべてなんじゃないかと思ったり。

 

一生保有する気がある銘柄はずっと持っていればいいと思います。

ただそれも結局は資金が拘束されますし。

株を売ったとしても、すぐに買い戻すことができますよね。

 

お金があれば、売ったとしても、すぐに株は買い戻せるわけで。

大事なのは資金管理であって、とにかく株を手早く売るってことな気がします。

 

 

なら

「デイトレ最強なんじゃないか」

と言われれば、たしかにそのとおりな気がするんですが。

 

デイトレになると、AIの仕組み上。

個人投資家が買ったら下がるし。

個人投資家が売ったら上がる。

そういう仕組みになっているように感じます。

なので、稼いでいる投資家はスイングになってくるのかもしれません。

 

 

いや、でも、どうしましょ。

自分は高配当株をメインに買っているので…。

高配当株になると、含み損との相性がいいんですよね。

 

逆に配当が少ない株になると、なぜ買われるのかわからないので。

根本的に買う気がでないってところがあります。

 

 

いろいろ書きましたけど…。

大事なのは資金管理ってことであって。

 

株を持っている時点で資金が拘束されているのだからダメなわけです。

だからもし配当権利前に利確できるようなら、利確したほうがいいのかもしれません。

そうすれば、含み益が増える上に、余力も回復されますから。

 

もちろん権利をとった後も、株が上がっていく可能性があるので。

なんとも言えないんですけどねぇ。

 

 

でも最近大事なのは資金管理というか。

余力…。

いわゆる現金の量だというのを感じています。

 

どんなに株を大量にもって、稼いでいたとしても。

資金が拘束されているっていうのは、あまりよくない状態なのかもしれません。

 

 

「損切りが大事」

なんていう層がよくわからなかったんですけど。

 

もし現金が重要だというのなら、損切りをして余力を増やすことは重要であり。

ナンピンという、資金がより拘束されることはダメな行動だというのは感じます。

 

 

もちろん、それは株にある程度慣れないと駄目なところはあると思うんです。

株についてまったく知識がないと、下がる株ばかりを買うことになると思いますから。

 

 

でも株をある程度やれば、安くなったところで余力がないから買うのが怖いっていうことになるので。

結局資金管理が大事なんだと思います。

 

配当をもらうっていうのは、とてもいいことだと思います。

なにもしなくてもお金が入ってくるわけですから。

損切りをする必要なんてないと思うんです。

 

 

でも配当をもらうにしても、株は安いところで買いたいわけで。

なら大事なのは、損切りをして少しでも安いところで買って資金拘束を少なくするってことなのかな…。

 

うーん、わからん。

損切りした株がさらに下がるなんて保証はないですからねぇ。

 

 

でも損切りした株をさらに安いところで購入したら。

その差額を

「得をした」

なんて思うことは少ないと思います。

 

話が長くなるので、やめておきますけど。

その感覚さえつかめるようになれば、もっと結果は出せるのかもしれませんね。

 

とにかく今は、ちょっと株がよくわからないというか。

なんか数字に騙されている気がして、気持ち悪いです。

 

含み損や確定益とかまったく関係なく。

大事なのは余力…資金管理だと思ったのなら。

今の自分はかなりダメダメなので。

 

ちょっと迷っています。

いま含み益になっている株を売るべきなのか。

それとも持っておくべきなのか…。

わからん。

ほんとわからん。

 

でも余力が大事なら売るべきな気がします。

個人投資家は待てるっていうのは共通していると思うので。

 

結局これなんだろうなぁ。

妥協買いが一番ダメなんだと思います。

 

 

でも個人投資家は株を買ってからのことばかり考えるので。

これがダメなのかと。

 

1円でも安く買ったら、それだけ儲かったと気づくべきなんでしょうね。

含み損や含み益にはこだわるのに。

買値にはあまりこだわらないのが個人投資家だから、負けパターンになるように感じますね。